【吃音克服体験談】どもりを治そうとすると改善は不可能です

 

 

僕は、重度の吃音症でした。

 

 

本格的に症状が表面化し始めたのは、会社に入ってからです。

 

 

自己紹介、スピーチ、朝礼、会議、電話・・・

 

 

ことあるごとに大勢の前で恥をかき、自分に対して絶望を感じる毎日。

 

 

周りからの、「何か見てはいけないもの」を見るような視線。

 

 

『なんでたった一言が言えないんだ』

 

 

帰りの車でそうつぶやきながら涙を流したこともあります。

 

 

『このままいっそ消えてしまいたい』

 

 

なんてバカなことすら考えたこともあります。

 

 

こればっかりは経験した人でないとわからない辛さです。

 

 

いくら周りは気にしてないと言われても、本人からすれば生死をわけるほどの大問題です。

 

 

僕も長い間そんな時期を過ごしてきたので、気持ちは痛いほどわかります。

 

 

しかし、僕は絶望的な毎日の中でも、必死に克服する方法を探していました。

 

 

そこで、ある人との出会いにより、正しい努力をする中で少しずつ改善し、今では克服することができました。

 

 

その過程ではいろんなことを学びました。

 

 

今では、吃音克服を通りこして、自分に自信を持つことさえできるようになりました。

 

 

この記事では、吃音の仕組みや正しい克服方法を僕が克服するまでの体験談を交えてお話していきます。

 

 

 

 

あなたはどんな場面で吃音が出ますか?

 

 

一言で吃音といっても、症状は本当に人それぞれです。

 

 

大勢の人の前で話すのは平気でも、対面の日常会話でどもってしまう人。

 

 

逆に、日常会話では何ともないのに、大勢の人の前では発声困難になってしまう人。

 

 

他にも、連発、伸発、難発のひとつだけが主な症状の人や、複合の人もいます。

 

 

苦手な言葉があったり、苦手な人の前でどもる人もいます。

 

 

このように、症状に個人差がありすぎて、ひとくくりにできないのが吃音です。

 

 

でも、ひとつだけ共通して言えることがあるんですね。

 

 

それは、

 

 

”予期不安がある状態で、人前で単独で発声する場面”

 

 

に吃音は起こるということです。

 

 

予期不安がない状態や一人の時には、吃音者でも症状が出ないのです。
(※補足ですが、どもらないように意識すると、一人でもどもることがあります。これは脳と吃音の特性から説明がつきます。後ほど説明に出てきます。)

 

 

ここをはき違えて、どもりを治そうと努力することがかえって吃音を強化させることになるんですね。

 

 

巷の吃音克服の集まりなんかでよくやられていることがまさしくこれに当たります。

 

 

吃音を治そうとするほど悪化する仕組み

 

 

吃音者はどもることに対して極度に悪い認識を持っています。

 

 

僕もそうでしたが、人前でスピーチをするのが決まった一か月も前から、頭の中はどもることへの恐怖心でいっぱいになり、本番で派手にどもった日には一日中、絶望感を感じたまま。

 

 

もう生きるか死ぬかくらいの人生の中での重大事項なわけです。

 

 

それほどに、どもることに対して嫌な感情を持っています。

 

 

”どもること=悪いこと、恥ずかしいこと”

 

 

この認識を持ったまま、吃音自体に意識を向けて、どもりを治そうとすると脳の仕組み上、強化されることになるんですね。

 

 

ここで一つテストをしてみます。

 

 

『真っ赤なリンゴを想像しないでください』

 

 

どうですか?

 

 

想像しないでくださいと言われても、自然と頭の中に「真っ赤なリンゴ」が浮かびましたよね?

 

 

人間の脳の認識では、「not」はないんですね。

 

 

これを吃音に置き換えてみます。

 

 

『どもらないように話そう』

 

 

人間の脳にnotはないわけですから、これでは脳にとっては『どもれ』と同じことなんですね。

 

 

これを知らずにどもり自体を治そうとしても、さらに強化されることになるのです。

 

 

吃音者なら必ずやってしまう、あの作業も吃音を強化させています。

 

 

”一人の時にどもらないように言えるかどうかつぶやく練習”

 

 

僕も発表などでどもった後には、必ずやってしまっていました。

 

 

これが吃音が一向に改善しない仕組みたっだんですね。

 

 

吃音を悪化させる克服トレーニング

 

 

どもり自体に意識を向けて克服しようとしても、絶対に改善しない仕組みについてお話しました。

 

 

巷でみんなで集まって行われている吃音克服トレーニング。

 

 

それは、吃音が改善しない仕組みを無視した方法で行われており、吃音をより強化しているだけに過ぎません。

 

 

発声器具をつけられて話すトレーニング、どもらないように意識した朗読、言語リハビリテーション、精神療法、セラピー、カウンセリング。

 

 

これらはすべて、”吃音を意識した”克服するためのトレーニングです。

 

 

重要なのでもう一度言いますね。

 

 

吃音を克服することを意識した方法では、脳の仕組み上、さらに吃音を強化することになります。

 

 

僕は吃音を克服したい一心で、1万〜2万ほどする教材を何度か買ったことがあります。

 

 

中身は本質をまったくついておらず、ことごとく役に立たないものばかりでした。

 

 

書いてあることと言えば、やれ腹式呼吸だの、身体にいい食事だの、質のいい睡眠だの、自律神経がどうのこうの。

 

 

しまいには筋トレしろなどという始末です。

 

 

僕は克服したいばっかりにそれを信じて実践した結果、一時期は家族と話す時でさえ発声困難に陥ったことがあります。

 

 

吃音はやり方を間違えるとここまで悪化するということを身をもって経験しました。

 

 

結果的にはその後に出会った克服法により、克服することができたのでよかったですが、あのまま信じてやり続けていたらと考えるとぞっとします。

 

 

本当に正しい克服法

 

 

吃音は間違った方法では、より強化されていくだけ。

 

 

正しい方法でしか、吃音克服は不可能ということでしたね。

 

 

吃音の克服とは、究極をいうと”忘れること”です。

 

 

しかし、記憶自体を忘れることは、記憶喪失にならない限り無理ですよね。

 

 

例えば、昔大好きだった彼女に振られたことを思い出してみてください。

 

 

あの当時は死ぬほど辛かったですよね。

 

 

でも今その記憶を思い出しても、何の感情も湧いてこないですよね。

 

 

これと同じ感覚です。

 

 

記憶自体はあるけど、何の感情も湧き上がってこない記憶。

 

 

”吃音に対して何の関心もなくなる”

 

 

と言い換えることもできます。

 

 

僕は克服するまで、常に吃音のことで頭がいっぱいでした。

 

 

吃音に人生を支配されていたんですね。

 

 

吃音を克服することを忘れて、自分が本当に大事なことに目を向けて生きる。

 

 

自分は本当は何がしたいのか?

 

 

自分が本当に大切にしていることは何なのか?

 

 

自分は本当はどんな人間になりたいのか?

 

 

その目標に向かって努力していく過程で、必ず人間的成長があります。

 

 

本当に自分が求めている自分に出会った時、あなたはもう吃音のことなんてどうでもよくなっているはずです。

 

 

吃音に支配されていた人生から、吃音を上から見下ろす人生に変わるんですね。

 

 

吃音の存在が小さくなればなるほど、自然とどもることもなくなります。

 

 

むしろここまでくれば、どもろうがどもるまいがどっちでもよくなっているはずです。

 

 

吃音克服のゴールはどもらないことではありません。

 

 

吃音を克服することを忘れて、本当の自分の人生を生きていく中で、おのずと離れていくのです。

 

 

吃音を克服した後の感覚

 

 

吃音を克服した時の感覚はどんな感覚ですか?

 

 

と聞かれたら僕は迷わずこう答えます。

 

 

”気付いたらどうでもよくなっていた”

 

 

以前の僕からは想像もできませんが、本当にこの感覚なんですね。

 

 

もちろん克服する過程で、どもったりどもらなかったりで一喜一憂していた時期はあります。

 

 

それが、吃音以外の本当に大切なことに目を向け努力した結果、人生の中での吃音の重要度が下がっていきました。

 

 

克服してから思ったことですが、どもってもどもらなくても何も変わらないんですね。

 

 

克服するまでは、吃音さえなくなれば、人生に悩みなんてなくなると思っていましたが、人間の悩みがなくなることはありません。

 

 

次から次へと湧き出してきますから。

 

 

よくよく考えてみると、吃音なんて大したことじゃなかったんです。

 

 

戦う相手を大きくしていたのは、自分だったんですね。

 

 

PS

 

 

僕が一番ひどい時は、朝礼で30秒以上も一言目を発することができない状態でした。

 

 

今振り返ってみると、自分でも本当によく耐えたなと思うくらい辛かったです。

 

 

そんな中でも、『おれの人生こんなもんじゃない』という希望だけは消さなかったんですね。

 

 

克服するまでには、何の役にも立たない教材に騙されたこともありましたが、最終的にはある人に出会いその人が手掛けた教材をきっかけに克服することができました。

 

 

それから様々な分野についても学びました。

 

 

僕たちのように悩みを持った人間のエネルギーは凄まじいものがあります。

 

 

そのエネルギーを前進する力に変えた時、普通の人の何倍ものスピードで成長します。

 

 

結果的に吃音なんて通り越して、魅力的な人間になれているはずです。

 

 

 

 

 

 

 

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